合格者インタビュー
東京藝術大学
美術学部 デザイン科
実技対策はいつからはじめましたか?
高校1年生の後半から、京都アートスクールに通いはじめました。本格的に目指しはじめたのは高校2年生の夏からで、そこから予備校に行く回数※も増やしました。
※Nさんは週5時間から週10時間の専攻科に変更しています
京都アートスクールを選んだ理由を教えてください。
校長先生に、京都で一番良い予備校と聞いたからです。また、アクセスが良いことも魅力でした。
志望大学を選んだ理由を教えてください。
とにかく「憧れ」だったことが理由です。初めデザイン系の学部に入ることは決めていたのですが、実力と見合わない藝大を諦め、他の大学を目指そうとしていました。しかし、アートスクールでどんどん力がついていくのを実感し、ずっと憧れだった東京藝術大学を目指すことに決めました。
実技と学科の対策はどのようにおこなっていましたか?
学科対策は苦労しました。受験に関係のない科目の授業中に参考書を読み、昼休みはお弁当を友達と食べずに図書室で問題集を解き、アートスクールが終わってから寝るまで勉強をしていました。
実技は、技術では浪人生に勝てないことはわかっていたので、どうすれば現役で勝てるか、ということを常に考えていました。
デッサンは、家に石膏像(ジョルジョ)を置き、日頃から石膏像が目に入るようにして、時々クロッキーしていました。
色彩は、「自分の好きなもの」をリスト化し、そこから共通点を見出し、絵を描く時の軸にするようにしていました。また、受験絵以外のアートを沢山インプットし、参考にしていました。立体は苦手でしたが、「作っていて楽しい!」ものを作るよう意識するようになってから、少しずつ苦手意識がなくなっていきました。一日中実技のことを考えていたので、夢の中でも実技対策していることがよくありました(笑)。
アートスクールでは、他の時間にインプットしたことを紹介するぐらいの気持ちで挑んでいました。
合格した理由を自分なりに分析すると?
「地方だから、現役だから」と諦めずに、「だからこそ出来る」と考えられたことです。地方だから受験絵画に捉われずに自分の絵を見つけることができたし、現役だから学科対策に力をいれられたと思います。また、家族の存在も大きかったです。楽観的な家族ばかりなので、気負いすぎず駆け抜けることができました。1人で受験の事を考えるだけでは、どんどん追い込み、良くない方向にいっていたと思います。当時関わってくれた全ての人に感謝を言いたいです。
入試までにやっておいてよかったことを教えてください。
思いつく限りの対策を全てやっておくことです。いざ本番になって課題文が渡された時、「あー、あの時あの練習しておけば!」なんてことがないよう、思いつく対策は可能な限り全てやっておいた方が良いと思います。
講師からのアドバイスで印象に残っているものを教えてください。
「好きなものとかないの?」と言われたことが、強く印象に残っています。好きなものはあるはずなのに、きちんと自分の『好き』と向き合えてなかったのだな、とその時感じました。そこからは、自分の『好き』がなんなのか、それをどうしたら受験にいかせるのか、自分なりに考えるようになりました。
受験生にメッセージをお願いします!
受験時代、私は家でよく泣いていました。へたっぴな絵を貼り出すのが怖くて早退したこともあったし、たった一日上手くいかなかっただけで、「ああ、私なんて受かるわけない」と思ったこともありました。しかし、受かるか受からないかは神様にしか分からないことでした。絵は、描けば上手くなります。才能なんかではない。今を頑張る受験生、自分を否定するようなことは、思わないでほしい。受験とはいえ、あなたの作品です。とにかく描くことを、楽しんでください!
高校1・2年生にメッセージをお願いします!
高校3年生になってからは、「もっと早くこの生活を送っていればよかった!」と思うことばかりでした。とにかく、描写練習をしてください!早くから始めれば、実質浪人生と同じ技術力がつきます。あとは、受験に縛られず、たくさんのものに触れてほしいです。人はインプットしたものからしか生み出せないので、「自分は何が好きなのか」のアンテナを常に張って生活してみてね。
最後に、大学生活について教えてください。
予備校で憧れていた人ばかりに囲まれて、夢のような環境です。東京藝術大学は、全員すごく優しくて熱心で、素敵なメンバーです。そして、みんな意味が分からないくらい絵が上手い。そんな仲間と、これからも4年間切磋琢磨制作できると思うと胸が躍ります。ぜひ藝祭に来てください!