京都アートスクールの教育方針

京都アートスクールでは、
感性と理論の両方を大切にしています。
基本の技術をしっかりと習得したうえで、分析力や独自のアレンジ・応用力を加え、自分自身の価値基準を生み出していくことを目指します。
最終的に、その力が試験会場で
『与えられたテーマに応える力』につながります。

まずは初心者向けのデッサン課題からスタートし、「描写」、「色彩」、「立体」の基礎造形科目を学びます。
その後、多彩な課題に取り組み、試行錯誤を繰り返しながら、段階的に応用力を高めていきます。

レンガのデッサンを行います。
道具の使い方、座るときの姿勢などデッサンの基本を指導します。
デッサンの制作プロセスを体験します。

レンガにつづき、基本形体を描写します。
この課題では、球と円柱の「構造」や「明暗」を学びます。

１と２で学んだことのおさらいをします。
さらに、３つのモチーフをどう配置するのかという「構成」や「構図」についての考え方をこの課題で新たに学びます。

基礎造形科目について

どのような出題にも対応できるように、モチーフを「形・明暗・固有色」にわけて観察する力を養います。構成と構図については、基本の組み方、基本の画面への入れ方から学びます。

イメージ表現やモチーフ構成、幾何構成など幅広い課題に取り組み、自分にとって魅力的な「色と形」を考えることからはじめます。「トーン」の概念や「色の三属性」についても学びます。

「高さ・幅・奥行き」に意識を向け「形と空間」を表現できるように、紙や粘土、針金など様々な素材の課題を制作します。紙の加工については「切る・折る・貼る」から学びます。