合格者インタビュー
多摩美術大学 美術学部
グラフィックデザイン学科
実技対策はいつからはじめましたか?
中学3年生の頃から、始業前や放課後に美術室でこっそり描いていて、美術の先生に見てもらっていました。
京都アートスクールを選んだ理由を教えてください。
高校1年生の春期講習から通いはじめました。自分自身、絵に自信があったわけではなかったので、可能な限り早く実技を身につけなければならないという焦りもありました。振り返ると、早い時期から実技に取り組んでいたことは、大きなアドバンテージになっていたと感じます。京都アートスクールを選んだ理由は、自身の志望校への合格実績をコンスタントに維持していたためです。
志望大学を選んだ理由を教えてください。
著名なグラフィックデザイナーやアートディレクターの教授が多いこと、就活での強さを期待して志望しました。
実技と学科の対策はどのようにおこなっていましたか?
高校1〜2年のうちに学科(特に共テ※)の対策をかためていたので、3年の時には実技に集中できました。学科の安定感は常にメンタルを支えてくれるので、早いうちから過去問や予想問題集を漁って傾向に慣れておくことをおすすめします。多摩グラの換算では198/200(99%)でした。多摩美は受験した教科のうち、最も成績の良かった2教科を選択してくれるので、念のため6教科8科目を全て受験していました。教科ごとの難易度の偏りや出題ミスがあったときのリスクヘッジとして非常に有効だと思います。またマークミスをしてしまっていた場合でも被害を抑えることができます。共テがしっかり取れていたことで、実技も緊張することなく受けることができました。
※大学入学共通テスト
合格した理由を自分なりに分析すると?
多摩グラの全受験者の中で、「気持ちだけは絶対に負けない」という姿勢で臨んでいたことです。予備校にもなるべく早く着き、制作前の準備や学科の勉強に取り組むようにしていました。強い気持ちが、入試本番まで自分を突き動かしてくれると思います。
入試までにやっておいてよかったことを教えてください。
多摩グラのデッサンではクレセントボードと呼ばれるボードに描写します。なかなか気軽に買える値段の紙ではないですが、特殊な描き心地のため、絶対に入試までに慣れておくことをお勧めします。私は冬期・直前講習は全てクレセントボードで描いていました。
講師からのアドバイスで印象に残っているものを教えてください。
デッサンでのピントの合わせ方についてです。自分自身、描き込みでごまかしてしまおうとして全体の空気感をつぶしてしまう癖があったので、低コントラストを維持しながら奥の空間を描き込んで空間を出すプロセスについてのアドバイスが強く記憶に残っています。
受験生にメッセージをお願いします!
しんどく感じる瞬間も多々あるとは思いますが、その辛さや苦しさも含めて前向きに捉えて楽しむことが大切だと感じます。頑張ってください!!!
最後に、大学生活について教えてください。
課題はもちろん大変ですが、それ以上に日々新しい刺激を感じられる多摩美はめちゃくちゃ楽しいです。